働きマン
- 著者: 安野 モヨコ
- タイトル: 働きマン
ご承知のとおり僕は「デキる人間」ではない。
そんな僕はしょっちゅうつまづく。
ここ最近もそんな調子で、なかなか仕事がはかどらない。
そんな時に読んだのが、この働きマン。
主人公を含めて様々なタイプの「働きマン」が登場してきて、バリバリ仕事する「仕事啓蒙マンガ」。
それぞれに登場してくるキャラクター達に、仕事に対する情熱やプライドが見える。
そこで、思い出したのが以前群像新人賞を取った「世界記録」って小説。
この最初のフレーズを思い起こさせた。
「職業に貴賎はない」
皿洗いだろうが、医者だろうが何だろうが大事なのは「プロ意識」なんだ、
という部分が大学生の頃、心に染み込んだのを思い出した。
そして、この「働きマン」で学んだのは、仕事を楽しむってこと。
まるでインテリジェンスのコピーみたいだけども、本当にこれって意識しないとダメなのね、といたく反省。
ちょうどいい時期に読んだマンガ。
でも、安野モヨコは今度は「働く」をブームにするのだろうか。
よく出るセリフ「男モード入ります!」ってあるけども、ちょっと違和感。
でも、デキる女は確かにカッコいい。ハイヒールで踏みつけてもらいたいくらいだ。