南Q太「地下鉄の風に吹かれて」 | えのきさんの痴漢日記

南Q太「地下鉄の風に吹かれて」

今日は適当に飲んでいるので、適当に。
適当に、最近読んだ漫画を紹介。だから、適当にどうでもいい漫画を。

一時期どうしようもなくこの手のマンガにはまっていた。
乙女というか、女というか。駄目人間というか。
しかし、僕はこの手の作品は彼女の作品が一番しっくりした。
桜沢エリカは乙女すぎたし、
山田ないとは無駄にエロに傾倒しすぎだし、
岡崎京子は陰鬱で吐き気がした。
だから僕には南Q太とよしもとよしともがちょうどよかった。
くだらなくて、どうでもよくって、みんなバカで。駄目人間。

しかし、今回の作品はどうも面白くない。本当にどうでもいい、と思ってしまった。
どうしようもない、のではなくて「どうでもいい」と感じてしまう。
南Q太の作品は、そのだらしなさがいいのであるけども、
この作品はどうにもしっかりしている気がする、別の意味で。オチがあるというか。
簡単な線で描く作品で有名なこの作家はどうにもしっかりしてしまった気がする。

もう、この手の作品は読めなくなってしまうのだろうか。
いや、またこの手の作品に手を出してしまう。
だまされながらも、その倍期待しながらも。