あたたかい毛布のような。 | えのきさんの痴漢日記

あたたかい毛布のような。

昨日から思いきり具合が悪い。
っていうか、風邪をひいてしまいました。
朝から常にぼぉ、っとしていて。鼻水は止まらない。
仕事も遅々として進まず。イライラが募る。
そしてとうとう体力の限界(大横綱)な状況。
電車に乗って早々と帰ることにしました。今もしんどい。

帰りの電車で「風邪のときに聞きたい音楽は・・・」と考えていました。
風邪なんで、映画も本も正直うっとうしい。
まどろんだ中で聞きたい曲がある。まるで毛布のような心地よさを得る音楽を。

ということで槇原敬之の2ndアルバム。
彼の作品が秀逸なのは音楽を聴き終わった後にまるで一本の映画を見たような充実感があるということ。しかもやわらかいラブストーリー。生活の断片。
一時期大変だったけど(んでもあの中の「cicada」もいいアルバム)また
最近活動をしてくれているのが何より。音楽で映画を思わせるストーリーテリングは日本では最高峰の部類である。
まぁ、オカマだけども。
特に好きなのはこのアルバムで、なんかとてもキュートである。
んでも、僕も、僕の友人も一時期そうだったように、なぜ中学校のときに好きだった音楽を否定するのだろうか。大学1年あたりとか、それが顕著だったと思う。
まるで真心ブラザーズの「拝啓、ジョンレノン」のように。
今聞くととても心地よく、懐かしい。
暖かいスープを飲むような感じで、布団をかぶって眠りたい。

ちなみに余談になるけども高宮マキの「鳥籠の中」ってアルバムもいい。
ナイス・ミュージック。